カードローンの借り換えを検討している方が知っておきたいメリットとデメリット

毎月の返済を少しでも減らしたい、借入先がたくさんあって管理が大変、複数のカードローンをひとつにまとめたい方であれば、カードローンの借り換えがおすすめです。

借り換えを行うことで、毎月の返済の負担を減らすことや、複数の借入先をひとつにまとめることができます。

本記事では、カードローンの借り換えのメリット・デメリットの他にも、おすすめのカードローン借り換え先も紹介しているので、実際に借り換えを検討している方がいればぜひ参考にしてください。

本記事の記載内容
  • カードローンの借り換えのメリット
  • カードローンの借り換えのデメリット
  • カードローンの借り換えで知っておくべきポイント
  • おすすめのカードローン借り換え先5選

カードローンの借り換えのメリットは返済総額・約定返済額・手間や管理の軽減

カードローンの借り換えのメリットは、返済総額や毎月の返済を減らせるだけではなく、返済の手間や管理なども軽減できます。

今よりも低い金利のカードローンなら返済総額を減らせる可能性が高い

カードローンの借り換えを行うことで、返済総額、つまり返済の合計額を軽減できる可能性があります。

以下は「プロミス」と「三井住友銀行カードローン」のシミュレーション結果ですが、返済期間が同じであれば、金利が低い三井住友銀行カードローンの方が返済総額は抑えられます。

返済シュミレーションの条件
借入金額30万円
返済期間12ヶ月
金利プロミス年17.8%
三井住友銀行カードローン年14.5%
プロミスの返済シミュレーション
回数返済額元金利息残高
127,47523,0254,450276,975
227,47523,3674,108253,608
327,47523,7143,761229,894
427,47524,0653,410205,829
527,47524,4223,053181,407
627,47524,7852,690156,622
727,47525,1522,323131,470
827,47525,5251,950105,945
927,47525,9041,57180,041
1027,47526,2881,18753,753
1127,47526,67879727,075
1227,47627,0754010
累計329,701300,00029,7010
三井住友銀行カードローン
回数返済額元金利息残高
127,00623,3813,625276,619
227,00623,6643,342252,955
327,00623,9503,056229,005
427,00624,2392,767204,766
527,00624,5322,474180,234
627,00624,8292,177155,405
727,00625,1291,877130,276
827,00625,4321,574104,844
927,00625,7401,26679,104
1027,00626,05195553,053
1127,00626,36564126,688
1227,01026,6883220
累計324,076300,00024,0760
借入先返済総額利息
プロミス329,701円29,701円
三井住友銀行カードローン324,076円24,076円

上記のように返済期間が同程度であれば、単純に金利が低いカードローンへ借り換えを行うことで返済総額の軽減が可能です。

今よりも約定返済額が低ければ毎月の返済額を減らせる

今利用しているカードローンよりも、約定返済額が低く設定されてあるカードローンへの借り換えを行えば毎月の返済額を軽減できます。

例えば、仮にアイフルから30万を借りたとすると、発生する約定返済額(約定日制)は「11,000円」です。

つまりアイフルから30万円を借りた場合には、毎月11,000円を最低でも支払う必要があるということです。

一方、楽天銀行スーパーローンでは、借入金額30万の約定返済額は「5,000円」、アイフルからの借り換えを行うことで、毎月の返済を半分以下に減らすことができます。

つまり、毎月の支払いを減らしたい場合には、今よりも約定返済額が低いカードローンへの借り換えを考えましょう。

複数の借入先をひとつにする「おまとめローン」も返済総額の軽減が期待できる

複数の借入先をひとつにする「おまとめローン」による借り換えも、返済総額の軽減を大きく期待できます。おまとめローンのイメージを見てみましょう。

おまとめローンすることで毎月の返済額と返済総額が下がった例

毎月の返済額だけでなく返済総額も軽減できていることが分かります。

一般的にカードローンやキャッシングの金利は、借入額が多くなるにつれて低くなっていきます。

そのため、複数のカードローンを利用している場合は、ひとつのカードローンにまとめることで1社あたりの借入額が増えます。その結果、金利を抑えられて返済総額の軽減に繋がるという訳です。

おまとめローンなら返済の管理や手間も軽減できる

おまとめローンであれば金利や総返済額の軽減だけでなく、返済の管理や手間も軽減できます。

各カードローンでは、毎月の返済日などはそれぞれで異なる場合があるため、2社、3社といった複数から借り入れしていると返済日を覚えるだけでも一苦労です。

おまとめローンによる借り換えを行うことによって、毎月の返済は1回だけで済みますので、うっかり返済日を忘れてしまう予防策にも繋がります。

また、金融機関やATMを通して返済を行っている場合には、現地に行く手間や時間なども軽減されるなど、さまざまな面でメリットもあります。

カードローンの借り換えのデメリットは総量規制と返済総額の増加・審査ハードル

カードローンの借り換えによって、さまざまなメリットがありますが、もちろんデメリットもあります。実際にカードローンの借り換えを検討している方は、以下のデメリットをしっかりと把握しておきましょう。

カードローンの借り換えは総量規制の対象になりやすい

消費者金融のカードローンは、利用者の年収の3分の1を超える貸付は法律で禁止されています。

(過剰貸付け等の禁止)
第十三条の二 貸金業者は、貸付けの契約を締結しようとする場合において、前条第一項の規定による調査により、当該貸付けの契約が個人過剰貸付契約その他顧客等の返済能力を超える貸付けの契約と認められるときは、当該貸付けの契約を締結してはならない。

2 前項に規定する「個人過剰貸付契約」とは、〜中略〜当該個人顧客に係る基準額(その年間の給与及びこれに類する定期的な収入の金額として内閣府令で定めるものを合算した額に三分の一を乗じて得た額をいう…以下略

引用元:e-eov法令検索(貸金業法)より

これを「総量規制」と言い、消費者金融などの貸金業者からは、年収の3分の1以上の金額は借りられません。

年収360万円の方が総量規制の対象となる借入について

また、総量規制の範囲は、利用しているすべての貸金業者の借入金額の合計です。そのため、新たな借入先を必要とするカードローンの借り換えを行う場合は、総量規制の範囲に該当しやすいことが懸念されます。

つまり、カードローンの借り換えをしたくても総量規制の影響で審査に通らないことがあるということです。

銀行や信用金庫などの金融機関は、貸金業者とは法律上の区分が異なるため、総量規制の制限は特にありませんが、自主規制などを行っているところもあり、年収の3分の1以上の貸し付けをしてくれない場合もあります。

大手の消費者金融おまとめローンなら総量規制の例外商品

前述のとおり、消費者金融などの貸金業者からは、年収の3分の1以上の金額は借りられません。

ただし、消費者金融の「おまとめローン」や「借り換えローン」などの借り換えを主な目的としたローンは「例外貸付け」として年収の3分の1を超える借り入れが可能です。

アイフルの公式サイトにも、借り換え専用ローンであれば、年収の3分の1を超える貸し付けが可能との記載があります。

本商品は、貸金業法に規定される「個人顧客の利益の保護に支障を生ずることがない契約等」に該当し、貸金業法施行規則第10条の23第1項第1号または第1号の2に基づく商品です。 (現在のお借入れが年収の1/3を超えている場合でも審査可能です。)

引用元:アイフル公式サイト(おまとめローン)より

これは貸金業法における「個人顧客の利益の保護に支障を生ずることがない契約等」に準拠した融資契約になり、借り換えによって「利用者が一方的に有利なる」または「借入残高を段階的に減少できる」といったケースであれば総量規制の例外貸付けの対象となります。

消費者金融のカードローンでも借り換えを目的としているローンであれば、年収の3分の1を超えていても、総量規制の例外貸付として審査通過が期待できます。

毎月の返済負担が減ることにより最終的な返済総額が増える可能性がある

カードローンの借り換えによる最大のデメリットは「返済総額が増える可能性がある」ということです。

これは約定返済額(毎月の返済額)の負担を軽減する際に起こりがちで、最終的な返済総額の増加が懸念されます。

毎月の返済額を減らすカードローンの借り換えは、毎月の返済金額を軽減できますが、それと同時に返済期間も伸びてしまい、それによって返済総額が増える場合が多くなります。

以下は、プロミスから30万を借り入れして返済回数を20回にした場合の返済と返済回数を12回にした場合の返済を比較しました。プロミスの返済シミュレーション結果は、12ヶ月よりも20ヶ月の方が返済総額が増えています。

20ヶ月のプロミス返済シュミレーション
借入金額30万円
返済期間20ヶ月
実質年率17.8%
回数返済額元金利息残高
117,44512,9954,450287,005
217,44513,1884,257273,817
317,44513,3844,061260,433
417,44513,5823,863246,851
517,44513,7843,661233,067
617,44513,9883,457219,079
717,44514,1963,249204,883
817,44514,4063,039190,477
917,44514,6202,825175,857
1017,44514,8372,608161,020
1117,44515,0572,388145,963
1217,44515,2802,165130,683
1317,44515,5071,938115,176
1417,44515,7371,70899,439
1517,44515,9701,47583,469
1617,44516,2071,23867,262
1717,44516,44899750,814
1817,44516,69275334,122
1917,44516,93950617,183
2017,43717,1832540
累計348,892300,00048,8920
12ヶ月のプロミス返済シミュレーション
回数返済額元金利息残高
127,47523,0254,450276,975
227,47523,3674,108253,608
327,47523,7143,761229,894
427,47524,0653,410205,829
527,47524,4223,053181,407
627,47524,7852,690156,622
727,47525,1522,323131,470
827,47525,5251,950105,945
927,47525,9041,57180,041
1027,47526,2881,18753,753
1127,47526,67879727,075
1227,47627,0754010
累計329,701300,00029,7010
返済回数返済総額利息
12回329,701円29,701円
20回348,892円48,892円

同じカードローンで同じ金額を借りているにもかかわらず、返済期間を8ヶ月ほど引き伸ばすだけで、返済総額はおよそ2万円も増加してしまいます。これはプロミスに限らず、どのカードローンでも同じです。

同様に毎月の返済額を軽減する借り換えを行うことで、最終的な返済総額は増えてしまう可能性が高くなるため、返済のバランスを考慮した上での十分な検討が必要です。

新たに審査に通る必要がある|銀行カードローンは消費者金融よりも審査が厳しい可能性も

カードローンの借り換えを行うには、新たにカードローンを提供している金融機関と契約を交わす必要があります。すでに利用しているカードローンの借り換えローンの利用はできません。

カードローンの借り換えをする場合、新たな借り換え先を見つける必要があります。その後は申し込み手続き、さらに審査を通らなければなりません。

また、借り換えるのであれば、今よりも金利が低いカードローンであることが条件となるため、主に銀行や信用金庫が提供するカードローンへ借り換えることになります。

ただし、銀行や信用金庫のカードローンは金利が低い分、審査難易度は消費者金融よりも厳しくなります。

そのため、銀行や信用金庫などのカードローンへの借り換えを進めたくても、審査に落ちてしまう可能性もあります。

カードローンの借り換えで知っておくべきポイント

カードローンの借り換えは、主に返済の負担を軽減する目的で利用するものであり、より金利条件の良いカードローンに乗り換えることです。

金利条件については消費者金融、銀行、信用金庫で異なります。では、各金融機関ごとのカードローンを比較してみましょう。

消費者金融のカードローン
消費者金融名金利
アイフル年3.0~18.0%
プロミス年4.5~17.8%
アコム年3.0〜18.0%
レイクALSA年4.5~18.0%
SMBCモビット年3.0~18.0%
銀行カードローン
銀行名金利
楽天銀行スーパーローン年1.9〜14.5%
東京スター銀行スターカードローン年1.8〜14.6%
みずほ銀行カードローン年1.5〜13.5%
三井住友銀行カードローン年1.5〜14.5%
三菱UFJ銀行カードローン年1.8〜14.6%
信用金庫カードローン
信用金庫名金利
東栄信用金庫(シグマきゃっする300)年9.8〜14.5%
千葉信用金庫(しんきんきゃっする500)年4.3〜14.6%
横浜信用金庫(ライフワンカード)年14.5%
青木信用金庫(カードローンきゃっする500)年6.0〜14.5%
さわやか信用金庫(さわやかカードローンきゃっするワイド)年2.8~14.5%

金利だけを見れば、消費者金融のカードローンは銀行や信用金庫のカードローンよりもかなり高めであることがわかります。

つまり、消費者金融のカードローンで借り入れしている方であれば、銀行や信用金庫など、金利が低いカードローンへ借り換えをすることで利息が軽減され、返済の負担も軽減できるわけです。

カードローンの借り換えした時のイメージ
1社からの借入を借り換えするまでの流れ
  • 消費者金融カードローン(金利年18.0%)から50万円を借りる
  • 金利年18.0%で返済開始
    (残高 50万円)

  • 10万円返済したが金利が高いと思い始める
    (残高 40万円)
  • 借り換えを検討
    (残高 40万円)

  • 銀行カードローン(金利年14.5%)から40万円を借りる
    (残高 80万円)
  • 銀行カードローンで借りた40万円で消費者金融カードローンの借入残高を全額返済
    (残高 40万円)

  • 金利年14.5%で返済開始
    (残高 40万円)

また、複数のカードローンをひとつにまとめるカードローンの借り換えなどもあり、返済負担の軽減だけでなく管理もしやすくなります。

複数からの借り入れを一本にまとめる借り換えの流れを見てみましょう。

複数の借り入れを一本にまとめる借り換えの流れ
  • A社(金利年18.0%)から10万円を借りる
    B社(金利年18.0%)から20万円を借りる
    C社(金利年18.0%)から20万円を借りる
  • 金利年18.0%で返済開始
    (残高 A社10万円・B社20万円・C社20万円)
  • A社、B社、C社に対して5万円ずつ返済したが返済日がバラバラで金利も高いと思い始める
    (残高 A社5万円・B社15万円・C社15万円)

  • 借り換えを検討
    (残高 A社5万円・B社15万円・C社15万円)
  • D社(金利年14.5%)から35万円を借りる
    (残高 A社5万円・B社15万円・C社15万円・D社35万円)

  • D社で借りた35万円でA社5万円・B社15万円・C社15万円からの借り入れを全額返済する
    (残高 D社35万円)
  • 金利年14.5%で返済開始
    (残高 D社35万円)

上記はあくまでも分かりやすくした例ですが、カードローンの借り換えを行うことによって、金利を低く抑えられたり、借入先を一本にまとめられます。

返済軽減の目的(毎月の返済額か返済の総額か)によって借り換え先を決めることがポイント

一口にカードローンの返済の軽減と言っても「毎月の返済の軽減」と「最終的な返済総額の軽減」の2つがあります。

これは利用者の状況や目的によって異なり、どのような借り換えを実施するのかは利用状況や目的によってさまざまです。

ただ、前者の毎月の返済を軽減したいのであれば、約定返済額が低いカードローンへの借り換えがおすすめです。

約低返済額とは、毎月決まった返済日に必ず返さなければならない最低返済金額のことで、その金額はカードローンによって違います。

そして、後者の最終的な返済の総額を軽減したいのであれば、今よりも金利が低いカードローンへの借り換えが必要です。

このように、カードローンの借り換えによる返済の軽減において、最適な選択肢は利用者によって異なるため、まずはどのような返済軽減が自分に適しているのかを決めてから借り換え先を探しましょう。

毎月の約定返済額はカードローンによって異なる

先ほどカードローンによって毎月の約定返済額が異なると紹介しましたが、具体的にアイフルと楽天銀行スーパーローンの約定返済額で見てみましょう。

アイフルの約定返済額
借入残高返済金額(サイクル制)返済金額(約定日制)
1円~100,000円5,000円4,000円
100,001円~200,000円9,000円8,000円
200,001円~300,000円13,000円11,000円
300,001円~400,000円13,000円11,000円
400,001円~500,000円15,000円13,000円
500,001円~600,000円18,000円16,000円
600,001円~700,000円21,000円18,000円
700,001円~800,000円24,000円21,000円
800,001円~900,000円27,000円23,000円
900,001円~1,000,000円30,000円26,000円
1,000,001円~3,000,000円は10万円毎1,000円ずつ加算1,000円ずつ加算
3,000,001円~3,100,000円51,000円47,000円
3,100,001円~4,900,000円は10万円毎1,000円ずつ加算1,000円ずつ加算
4,900,001円~5,000,000円70,000円66,000円
5,000,001円~7,900,000円は10万円毎1,000円ずつ加算1,000円ずつ加算
7,900,001円~8,000,000円100,000円96,000円
楽天銀行スーパーローンの約定返済額
借入残高毎月の約定返済額
1円~100,000円2,000円
100,001円〜300,000円5,000円
300,001円〜500,000円10,000円
500,001円〜1,00,000円15,000円
1,000,001円〜1,500,000円20,000円
1,500,001円〜2,000,000円30,000円
2,000,001円〜2,500,000円35,000円
2,500,001円〜3,500,000円40,000円
3,500,001円〜4,000,000円45,000円
4,000,001円〜5,000,000円50,000円
5,000,001円〜6,000,000円60,000円
6,000,001円〜7,000,000円80,000円
7,000,001円〜8,000,000円100,000円

アイフルでは借入残高が10万円の場合、毎月4,000円〜5,000円以上返済しなければなりませんが、楽天銀行スーパーローンであれば、借入残高10万円の場合、毎月2,000円以上返済すればいいのです。

各カードローンの約定返済額は、それぞれ独自に設定しているため、毎月の返済を減らす目的でカードローンの借り換えを行う場合には、事前に各カードローンの約定返済額を調べておくの必要があります。

各カードローンの返済シュミレーションを活用して借り換え後の返済額を比較する

消費者金融や銀行のカードローンの公式サイトには返済シュミレーションが用意されているところがあり、借り換えの際には積極的に利用するのがおすすめです。

返済シュミレーションを使うことで、借り換え後の返済総額や毎月の返済額などが、おおよそ把握できます。

各カードローンの返済シュミレーションは、借入金額や金利、返済回数、返済期間などをそれぞれ入力するだけなので、あらかじめそれらの数字を洗い出しておくと、より具体的な返済シミュレーションが行えます。

また、カードローンの借り換えをきっかけに、家計の見直しや返済計画の立て直しといったことも早期返済のためには効果的です。

返済シュミレーションでの判断が難しければ直接カードローン会社に電話して調べてもらう

各カードローンの返済シュミレーションは、簡単に借り換え後の返済額を把握できますが、あくまでも参考程度と見ておくほうがいいでしょう。

なぜなら、返済シュミレーションの結果は、実際の返済額などの数字と異なる場合があるからです。

そのため、借り換え先の照準をいくつか絞り込めたのであれば、その後は直接借り換え先のカードローン会社に電話で相談するのが賢明です。

各カードローン会社に直接電話で相談することによって、借り換え後の具体的な返済総額や毎月の返済額などを算出してもらえます。

電話で借り換えを相談する場合には、各カードローンが自社商品を勧めてくることが予想されるため、事前にどのようなことを調べてもらうのか、あるいは確認するのかをメモ書きしておくと冷静に判断できます。

カードローンの借り換えは「借り換え専用ローン」がおすすめ

カードローンの借り換えを検討中であれば、借り換え専用のローンの利用がおすすめです。

借り換え専用のローンは、通常のカードローンと異なることが多く、主な利用目的が他社で発生した借入残高の返済のみというところ特徴です。

借り換え専用ローンは、追加融資が出来ないため、通常よりも金利が低く設定されていることが多いので、返済だけに比重を置いて借り換えするにはピッタリな金融商品と言えます。

おすすめのカードローン借り換え先5選

最後に、おすすめのカードローン借り換え先を5つ選びましたので、それぞれの内容や特徴などを詳しく紹介します。

おすすめのカードローン借り換え先トップ5
  1. アイフル「かりかえMAX」
  2. 楽天銀行スーパーローン
  3. プロミス「おまとめローン」
  4. 東京スター銀行「おまとめローン」
  5. auじぶん銀行カードローン「借り換えコース」

上記5つの借り換え先は、どれもWebから簡単に申し込めるため、隙間時間を利用しながらでもカードローンの借り換えが可能です。

アイフルの借り換え専用ローン「かりかえMAX」なら総量規制の対象外

大手の消費者金融のアイフルでは「かりかえMAX」という、借り換え専用の商品を提供しています。

上限金利は「年17.5%」なので、消費者金融の相場「年18.0%」よりも0.5%低い金利で借り換えを行えます。

金利(実質年率)年3.0〜17.5%
限度額800万円
貸付条件満20歳以上の定期的な収入と返済能力を有する方で当社基準を満たす方
審査スピード2〜3日
返済方式元利定額返済方式
返済期間最長10年
返済回数120回
遅延損害金(実質年率)年20.0%
担保・連帯保証人不要
参考サイト:アコム公式サイト(かりかえMAX)
かりかえMAXの特徴
  • 総量規制(年収の3分の1)を超える借り入れが可能
  • 銀行のカードローンやクレジットカードのリボ払いも対象
  • カードローンではなく返済のみの商品
  • 即日融資には対応していない(電話で確認)

「かりかえMAX」は総量規制の例外貸付けに準拠している商品であるため、借り換えによって他のカードローンとの合計金額が年収の3分の1を超えていても、それが原因で審査落ちすることがありません。

また、「かりかえMAX」は消費者金融の借り換え商品には珍しく「銀行のカードローン」や「クレジットカードのリボ払い」の返済にも充てられます。

以下は大手消費者金融の借り換えに関しての比較表ですが、借り換えローンやおまとめローンがあるのは、アイフル、プロミス、アコムだけです。

また、銀行のカードローンやクレジットカードのリボ払いに対応しているのは、大手消費者金融の中でもアイフルのみです。

借り換えに利用できる目的
消費者金融名消費者金融
からの借り換え
・銀行カードローン
・クレジットカードリボ払い
からの借り換え
アイフル(かりかえMAX・おまとめMAX)
プロミス(おまとめローン)
アコム(借換え専用ローン)
レイクALSA
SMBCモビット

つまり、アイフルは借り換え対して幅広く利用できるため、大手消費者金融の中でも借り換えにおすすめです。

ただし、アイフルの「かりかえMAX」は通常のカードローンとは違い、返済を目的としている商品であるため、契約後は他社カードローンやクレジットカードリボ払いの「返済のみ」となります。

審査スピードについては電話で確認しましたが、即日では難しく、利用するまでには「2〜3日ほど期間を要してしまうことが多い」との回答でした。

ちなみに、アイフルでは「おまとめMAX」という借り換え専用の商品もありますが、内容は「かりかえMAX」と同じで、アイフルをすでに利用している方が適用されます。

参考サイト:アイフル公式サイト(おまとめローンとは?一本化の仕組みや注意点をご紹介)

楽天銀行スーパーローンは借り換えに積極的な銀行カードローン

ネットバンク大手の楽天銀行では「楽天銀行スーパーローン」というカードローンを提供しており、借り換えに対しては他社よりも積極的です。

金利は「年1.9〜14.5%」と消費者金融よりも低いため、借り換えできれば、返済総額の軽減も期待できます。

金利(実質年率)年1.9〜14.5%
限度額800万円
貸付条件・満年齢20歳以上62歳以下の方
・お勤めの方で毎月安定した定期収入のある方、または、専業主婦の方
審査スピード1週間〜10日
返済方式残高スライドリボルビング返済方式
遅延損害金(実質年率)年19.9%
担保・連帯保証人不要
楽天銀行スーパーローンの特徴
  • 約定返済額が低いから毎月の返済の負担の軽減もしやすい
  • 楽天会員のクラスによって審査を優遇してくれる
  • 楽天ユーザーならポイント付与や金利優遇などの特典がある(期間限定)

借り換えローンやおまとめローンといった商品はありませんが、他社カードローンから借り換えが可能であり、事業資金以外であれば、利用目的は原則自由です。

以下は楽天銀行スーパーローンの金利一覧ですが、複数カードローンを利用している場合には、楽天銀行スーパーローンへ一本化することで有利な金利条件での利用に期待できます。

楽天銀行スーパーローンの金利一覧
借入金額金利
800万円1.9%~4.5%
600万円以上800万未満3.0%~7.8%
500万円以上600万未満4.5%~7.8%
350万円以上500万円未満4.9%~8.9%
300万円以上350万円未満4.9%~12.5%
200万円以上300万円未満6.9%~14.5%
100万円以上200万円未満9.6%~14.5%
100万円未満14.5%
引用元:楽天銀行スーパーローン公式サイト(商品概要)より

例えば、2社のカードローンから50万円ずつ(合計100万円)「年18.0%」の金利で借り入れしている場合であれば、楽天銀行スーパーローンから「年14.5%」で100万円借りることができれば、金利を引き下げて利用できる、つまり借り換えのメリットが生じます。

また、約定返済額を見てみても楽天銀行スーパーローンは他社よりも低く、以下の表のように、大手消費者金融の半分ほどの返済金額となります。

借入額10万円の約定返済額
カードローン約定返済額
楽天銀行スーパーローン2,000円
アイフル4,000円(約定日制)
プロミス4,000円
アコム5,000円

その他にも、楽天銀行スーパーローンでは楽天会員のランクによって審査を優遇してくれるため、銀行が提供しているカードローンのなかでも審査通過に期待できます。

さらに、楽天グループならではの楽天ポイントの付与や金利優遇といった特典なども魅力的です。

プロミスのおまとめローンも総量規制の対象外で利用できる

大手消費者金融のプロミスでは「おまとめローン」があり、複数カードローンを利用している場合には借り換えによって返済総額などの軽減を期待できます。

金利(実質年率)年6.3〜17.8%
限度額300万円
貸付条件年齢20歳以上、65歳以下のご本人に安定した収入のある方
審査スピード最短即日
返済方式元利定額返済方式
返済期間最長10年
返済回数120回
遅延損害金(実質年率)年20.0%
担保・連帯保証人不要
プロミス「おまとめローン」の特徴
  • 総量規制(年収の3分の1)を超える借り入れが可能
  • 「銀行のカードローン」や「クレジットカードのリボ払い(ショッピング)」は対象外
  • 借入残高の元本のみが対象|利息分は対象外

プロミスの「おまとめローン」はアイフルの「かりかえMAX」と同様に、総量規制の例外貸付けの商品なので、年収の3分の1を超える利用も可能です。

ただし、銀行のカードローンやクレジットカードのリボ払いに関してはアイフルと違い、利用対象外です。

借換え対象となるローン

消費者金融・クレジットカードなどにおけるお借入れ(無担保ローン)
※銀行のカードローン、クレジットカードのショッピングなどを除く

引用元:プロミス公式サイト(おまとめローン)

その他、プロミスの「おまとめローン」の利用目的は、他社カードローンの返済だけになるため、借入後さらなる追加の借り入れなどはできません。

また、プロミスの「おまとめローン」で借りられる金額は、他社借入残高の“元本のみ”となり、利息分までは借り換えできないため、あらかじめそれらを把握した上で検討した方が良いでしょう。

年12.5%でおまとめできる東京スター銀行のおまとめローン(スターワン乗り換えローン)

東京スター銀行は第二地方銀行ですが、金利年12.5%で利用できる「おまとめローン(スターワン乗り換えローン)」があり、複数のカードローンの一本化にはおすすめのローンです。

金利(実質年率)年12.5%
借入限度額1000万円
貸付条件・満20歳〜65歳未満の方・給与所得者の方(正社員・契約社員・派遣社員の方)・年収200万円以上の方
審査スピード最短3日(仮審査)
返済方式元利均等月賦返済
返済期間10年
遅延損害金(実質年率)年14.6%
担保・連帯保証人不要
三東京スター銀行「おまとめローン」の特徴
  • 「おまとめ」「借り換え」どちらも利用可能
  • 金利は「年12.5%」で統一されている
  • 自営業者、アルバイト、パートの方は利用できない
  • 借入額は「30万円」から

東京スター銀行の「おまとめローン」は、複数カードローンのおまとめはもちろん、1社かの借り換えも利用できます。

金利は「年12.5%」に統一されているため、借入額によって変動することもありません。

そのため、現状利用しているカードローンの金利が「年12.5%」を上回っているのであれば、東京スター銀行の「おまとめローン」への借り換えによって、返済総額の軽減を期待できます。

東京スター銀行「おまとめローン」の毎月の返済額
借入額毎月の返済額
50万円7,318円
100万円14,637円
150万円21,956円
200万円29.275円
引用元:東京スター銀行公式サイト(おまとめローン)

毎月の返済の負担を軽減したい方であれば、東京スター銀行の毎月の返済額(一部抜粋)と現状の返済額を比較してみましょう。

申込条件は、年収200万円以上の正社員や契約社員が該当であり、アルバイトやパートの方は対象外です。

また、借入額は「30万円」から、10万円や20万円の借り換えはできません。

auユーザーならauじぶん銀行カードローンの借り換えコースがおすすめ

大手キャリアのauが提供している金融サービスのひとつにauじぶん銀行カードローンがありますが、通常のコース以外にも「誰でもコース(auユーザーなら誰でも)」と「借り換えコース」があります。

「借り換えコース」の金利は「年0.98〜12.5%」、通常コースの「年1.48〜17.5%」と比べてもかなり金利は低く設定されているため、auユーザーにはおすすめの借り換え先です。

金利(実質年率)年0.98〜12.5%
限度額800万円
貸付条件・満20歳以上70歳未満の方
・安定継続した収入のある方(自営、パート、アルバイトを含む)
・au IDの登録(auの携帯電話や固定通信サービスの設定が必要)
審査スピード最短翌日(電話確認)
返済方式残高スライドリボルビング方式
遅延損害金(実質年率)年18.0%
担保・連帯保証人不要
参考サイト:auじぶん銀行カードローン(商品詳細)
auじぶん銀行カードローン「借り換えコース」の特徴
  • auユーザーなら通常よりも最大「年0.5%」金利が優遇される
  • 100万円以上の借入額(借り換え額)が必要
  • auユーザー以外は通常のコースしか利用できない

auじぶん銀行カードローンの「借り換えコース」を利用できるのは、auの携帯電話やスマートフォンなどを利用している方だけです。

ドコモやソフトバンクなど他のキャリアユーザーの方は、通常のコースしか利用できません。

そのため、auユーザーであればカードローンの借り換え先として利用することによって、金利や総返済額などが軽減されます。

ただし、auじぶん銀行カードローンの「借り換えコース」は、100万円以上の借入額が必要であるため、申込内容によっては適用条件に該当せずに審査落ちしてしまう場合があります。

仮に「借り換えコース」の審査に落ちてしまっても「誰でもコース」が用意されていますが、金利に関しては通常コースよりも0.1%ほどしか低くなりません(「誰でもコース」でも他社カードローンの借り換えができます)。

auじぶん銀行カードローンの金利
限度額通常コース誰でもコース借り換えコース
10万円〜100万円年13.0〜17.5%年12.9〜17.4%年12.5%
110万円〜200万円年9.0〜13.0%年8.9〜12.9%年8.5〜12.5%
210万円〜300万円年7.0〜9.0%年6.9〜8.9%年6.5〜8.5%
310万円〜400万円年6.0〜7.0%年5.9〜6.9%年5.5〜6.5%
410万円〜500万円年5.0〜6.0%年4.9〜5.9%年4.5〜5.5%
510万円〜600万円年4.5〜5.0%年4.4〜4.9%年4.0〜4.5%
610万円〜700万円年3.5〜4.5%年3.4〜4.4%年3.0〜4.0%
710万円〜800万円年1.48〜3.5%年1.38〜3.4%年0.98〜3.0%

そのため、auじぶん銀行「借り換えコース」の審査に落ちた場合であれば、他社の借り換えコースやおまとめローンを検討する方が、より低い金利で借り換えできる可能性があります。

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