JCB CARD W(ジェーシービー・カード・ダブル)は、年会費永年無料でポイント還元率2倍というJCBオリジナルシリーズの中でも人気があるJCBプロパーカードになります。
JCB CARD W(ジェーシービー・カード・ダブル)は、年会永年費無料でポイント還元率が2倍のお得なクレジットカードなので初めてクレジットカードを持つ人におすすめです。
その他にも、普段からよくクレジットカードを利用している人でも、JCB CARD W(ジェーシービー・カード・ダブル)に乗り換えることで買い物やサービスがよりお得になります。
本記事ではJCB CARD W(ジェーシービー・カード・ダブル)利用者に行ったレビューやアンケート調査を行い、JCB CARD Wのメリット・デメリットを解説しています。
JCB CARD W(ジェーシービー・カード・ダブル)が気になる人や、クレジットカードの発行を検討している人はこの記事を参考にしてください。
公式 JCBカードWの詳細はこちら
JCB CARD W(ジェーシービー・カード・ダブル)の基本情報
JCB CARD W(ジェーシービー・カード・ダブル)は、JCBが発行しているクレジットカードでJCBオリジナルシリーズのプロパーカードです。
JCBオリジナルシリーズにはJCB CARD Wをはじめ色々なカードがあり、JCBのプロパーカードには一般カード・ゴールドカード・プラチナカードなどがあります。
さらに、JAL・ANA・JTB・ディズニーなど発行している提携カードも合わせると、提携カードも合わせるとJCBカードは160種類もあります。
カードの種類が多いJCBカードの中でも年会費永年無料で利用できるのは7種類で、年会費無料で下記のようなメリットや特典が付いているはJCBカードWだけです。
発行会社 | 株式会社ジェーシービー |
年会費(本会員・家族会員) | 永年無料 |
申込年齢 | 高校生を除く18歳以上39歳以下 |
申込条件 | 本人または配偶者に安定継続した収入がある |
ポイント | Oki Dokiポイント |
ポイント還元率 | 1.00%~10.50%* |
締め日 | 公式サイト参照 |
引き落とし日 | 公式サイト参照 |
追加カード | ・家族カード ・ETCカード |
電子マネー | ・QUICPay(クイックペイ) |
キャッシング枠 | 公式サイト参照 |
交換可能マイル | ・ANAマイル ・JALマイル ・スカイマイル |
JCBカードラインナップ2024年04月18日調査:https://www.jcb.co.jp/ordercard/lineup/
永年無料のものに限り期間限定のものは除外
JCB CARD W(ジェーシービー・カード・ダブル)はJCBオリジナルシリーズの中でも数少ない年会費永年無料のクレジットカード
JCB一般カードでも年会費を無料にすることが出来ますが、年間の利用合計額が50万円を超える必要があります。
一方、JCB CARD W(ジェーシービー・カード・ダブル)には利用条件が無く年会費が永年無料なので、 カードを利用しなくてもクレジットカードの維持費は発生しません。
JCBオリジナルシリーズには一般カードやゴールドカード、プラチナカード、法人カードなど色々ありますが、個人向けクレジットカードは下記6種類があります。
カード種類 | 年会費 | 申込み対象者 | 還元率 |
---|---|---|---|
JCB CARD W | 永久無料 | 18~39歳 (申込後は40歳でも利用可) | 1.00%~10.50% |
JCB一般カード | 1,375円(税込) (年間合計50万円の利用で翌年無料) | 18歳以上 | 0.5%~5.0% |
JCBゴールド | 11,000円(税込) | 20歳以上 | 0.5%~5.0% |
JCBゴールドエクステージ | 3,300円(税込) | 20~29歳 | 0.75%~5.25% |
JCBプラチナ | 27,500円(税込) | 25歳以上 | 0.5%~5.0% |
JCBカードR(リボ払い) | 無料 | 18歳以上 | 0.5%~5.0% |
JCB CARD W(ジェーシービー・カード・ダブル)がJCBプロパーカード最強と言われる理由はポイント還元率が通常の2倍であること
クレジットカードには基本還元率というものがあり、どんな使い方をしても最低限還元される率の事でクレジットカードを選ぶ上で基本還元率が高いことは大きな魅力になります。
JCB CARD W(ジェーシービー・カード・ダブル)は、他のJCBカードシリーズと比較するとポイント還元率が2倍で利用することが出来ます。
さらに、JCB CARD Wは利用する通販サイトやショップによってポイント還元率が異なり、最大5.5%の高い還元率でポイントを受け取ることも可能です。
そのため、JCB CARD W(ジェーシービー・カード・ダブル)利用者からは、JCB CARD Wは最強のクレジットカードであるという意見が多く寄せられました。
JCB CARD W(ジェーシービー・カード・ダブル)に申し込みできるのは18~39歳まで
JCB CARD W(ジェーシービー・カード・ダブル)に申し込みできるのは18歳~39歳の人のみに限定されるため、40歳以上の人はJCB CARD Wに申し込みできません。
さらに、JCB CARD W(ジェーシービー・カード・ダブル)は、18歳以上であっても高校生など学生は申し込みすることが出来ないので注意が必要です。
年齢制限が適用されるのは、JCB CARD W(ジェーシービー・カード・ダブル)申し込み時の年齢になります。
そのため、既にJCB CARD W(ジェーシービー・カード・ダブル)を利用している人は、40歳を超えても継続して年会費無料でJCB CARD Wを利用することが出来ます。
JCBオリジナルシリーズの個人向けカードの中で申し込みに年齢制限があるのは、JCB CARD Wの他にJCBゴールドエクステージがあり申込可能な年齢は20歳~29歳です。
JCBゴールドエクステージは年会費3,300円のゴールドカードで、20代におすすめのクレジットカード30歳になると自動的にJCBゴールドカードへ切り替わってしまいます。
一方、JCB CARD W(ジェーシービー・カード・ダブル)は、40歳を超えても年会費永年無料でポイント還元率2倍のまま継続利用できます。
JCB CARD Wには女性向けのJCB CARD W plus Lがある
JCB CARD Wには、JCB CARD W plus L(プラスエル)という女性向けのクレジットカードがあります。
JCB CARD W plus L(プラスエル)もJCB CARD Wと同様に年会費が永年無料で、ポイント還元率も2倍です。
JCB CARD W plus L(プラスエル)は@コスメやネイルクイックなど、女性に嬉しい特典やサービスがお得に受けられることがJCB CARD Wとの違いになります。
JCBにはJCB LINDA(ジェーシービー・リンダ)という女性向けのカードがありますが、ポイント還元率が0.5%なのでJCB CARD W plus Lの方がお得です。
さらに、JCB CARD W plus LでもJCB LINDAと同じ特典や優遇サービスが利用できるため、JCB CARD W plus Lの方がおすすめです。
JCB LINDAでは毎月2回LINDAの日(毎月10日・30日)があり、抽選で25名に2,000円分のJCBギフトカードがプレゼントされます。
その他にも、LINDAリーグではビューティやファッションなど女性向けの企業が参加しており、参加企業の商品やサービスをお得に利用することが可能です。
JCB CARD WとJCB CARD W plus Lは20~30代の若年層や女性におすすめのクレジットカード
JCB CARD WとJCB CARD W plus Lは、申し込み年齢が39歳までという年齢制限があることから、若年層に利用してもらいたい意図が読み取れます。
JCBオリジナルシリーズの中でもポイント還元率が高く、常にJCB一般カードの2倍のポイントが受け取れるので20代の学生や社会人には魅力的なクレジットカードです。
女性向けのJCB CARD W plus Lは、同じ女性向けクレジットカードのJCB LINDAよりもポイント還元率が2倍で女性向けの特典や優待サービスが充実しています。
JCB CARD Wのメリットとは?
JCB CARD W(ジェーシービー・カード・ダブル)には、他のクレジットカードやJCBオリジナルシリーズには無いメリットが多くあります。
JCB CARD W(ジェーシービー・カード・ダブル)最大のメリットは、年会費が永年無料であるということと、ポイント還元率が1.00%だということです。
以降では、JCB CARD W(ジェーシービー・カード・ダブル)のポイント還元率について詳しく解説します。
JCB CARD W(ジェーシービー・カード・ダブル)のOki Dokiポイントは1,000円ごとに2ポイント付与される
JCBカードでは、Oki Doki(オキドキ)ポイントという独自のポイントによって毎月利用者にポイントを付与しています。
JCB一般カードやJCBゴールドのOki Dokiポイントの還元率は、毎月の利用合計金額1,000円分につき1ポイントです。
しかし、JCB CARD W(ジェーシービー・カード・ダブル)はポイント還元率が2倍になっているため、利用合計金額1,000円分につき2ポイント受け取ることができます。
Oki Dokiポイントを効率よく貯めて賢くポイントを使う
JCB CARD W(ジェーシービー・カード・ダブル)をお得に利用するためには、Oki Dokiポイントを効率よく貯めて賢くポイントを使うことが重要です。
Oki Dokiポイントの1ポイントは通常3円~5円相当の交換レートになりますが、ポイントをクレジットカードの支払金額に充当する場合は1ポイント3円の交換レートになります。
JCB CARD Wは1,000円で2ポイント獲得できるので、可能な限り1ポイントを5円相当の交換レートで使うことが理想です。
貯まったポイントをクレジットカードの支払いに充当すると交換レートが3円に下がってしまうので、JCB CARD Wの高還元率という特徴を活かすことが出来ません。
そのため、Oki Dokiポイントを交換レートが高いnanacoポイントや楽天ポイント・dポイントなど、他のポイントに交換すれば高還元率という特徴を活かすことが可能です。
Oki Dokiポイントは交換先によって交換レートが異なるため、上手くポイント交換すれば5円相当の交換レートで他のポイントに交換できます。
Oki Dokiポイント1ポイントから他のポイントへの交換レートは、下記表のようになっています。
ポイント交換先 | 交換レート |
---|---|
nanacoポイント | 5ポイント |
dポイント | 4ポイント |
Pontaポイント(auサービス) | 4ポイント |
ビックポイント (ビックカメラ) | 5ポイント |
ベルメゾン・ポイント | 5ポイント |
ジョーシンポイント | 5ポイント |
楽天ポイント | 3ポイント |
楽天Edy | Edy3円分 |
セシールスマイルポイント | 5ポイント |
カエトクカード | カエトクマネー4円分 |
スターバックス カード チャージ | スターバックス カード4円分 |
WAONポイント | 4ポイント |
Oki Dokiポイントの交換先は上記表の他にもJALマイルやANAマイルなど、航空系マイルやクーポンにも交換が可能でです。
航空系マイル・クーポン交換先 | 交換レート | ポイント移行単位 | 移行期間 |
---|---|---|---|
JALマイレージバンク | 3マイル | 500ポイント以上1ポイント単位 | ポイント移行受付後、約2~3週間 |
ANAマイレージクラブ | 3マイル | 500ポイント以上1ポイント単位 ※移行手数料無料 | ポイント移行受付後、約1週間 |
ANAマイレージクラブ・ANA SKYコイン | 3コイン | 500ポイント以上1ポイント単位 ※移行手数料無料 | ポイント移行受付後、約1週間 |
デルタ航空 スカイマイル | 3マイル | 500ポイント以上1ポイント単位 ※移行手数料無料 | ポイント移行受付後、約1~4週間 |
その他にも、Oki DokiポイントをJCBプレモカードやJCBプレモデジタルにチャージすることができます。
JCBプレモカードはAmazon・マクドナルドなどコンビニエンスストア・百貨店・家電量販店・レジャー施設など、全国70万店以上で利用できるJCBのギフトカードになります。
JCBプレモデジタルは、JCB PREMO加盟店のオンラインショッピング・ウェブサイトで利用できるデジタルギフトです。
JCBプレモカードもJCBプレモデジタルも、チャージすれば繰り返し使うことができます。
JCBプレモカードOkiDokiチャージ | 交換レート | ポイント移行単位 | 移行期間 |
---|---|---|---|
JCBプレモカード | プレモバリュー5円分 | 200ポイント以上1ポイント単位(1回あたり最大5,800ポイント) | ポイント移行受付後、約1~2週間(郵送で申し込みした場合は約2~3週間) |
JCBプレモデジタル | プレモバリュー5円分 | 200ポイント以上1ポイント単位(1回あたり最大5,800ポイント) | ポイント移行受付後、約1~2週間(郵送で申し込みした場合は約2~3週間) |
JCB会員サイトのMyJCBにログインすれば、簡単にOki Dokiポイントを他のポイントやマイルに交換することが可能です。
注意点として交換レートは変更されることが多いため、最新の情報はJCB公式サイトの「マイルや他のポイントに移行」で確認するようにしましょう。
「Oki Doki ランド」のネットショッピングのポイント還元がよりお得になる
JCBには「Oki Doki ランド」という独自のポイント優待サイトがあり、JCB CARD Wの利用によって通常(JCB一般カードなど)よりも還元率がよりお得になります。
「JCB CARD W」は、Oki Doki ランド経由でスターバックスを利用すると5.5%ものポイント還元率になります。
その他にも「JCB CARD W」を使ってセブン-イレブンやAmazonなどをOki Doki ランド経由での利用によって2%のポイント還元率となるのです。
パートナー店舗ごとに優待ボーナスがそれぞれ異なり、特にスターバックスやAmazonの利用がお得です。
JCB一般カードやゴールドカードなどで利用するとポイント還元率が半分となってしまいます。
Oki Doki ランドには他にも数多くのパートナー店舗があるため「JCB CARD W」を利用すると一般カードやゴールドカードよりもお得に買い物できます。
ちなみに、Oki Doki ランドと提携しているパートナー店舗は主に下記のようなショップがあります。
パートナー店舗 | 優待ボーナス |
スターバックス | 10倍 |
オリックスレンタカー | 6倍 |
Amazon(JCB CARD W plus Lでのお買い物) | 4倍 |
Amazon | 3倍 |
セブン-イレブン | 3倍 |
和民 | 3倍 |
小田急百貨店 | 3倍 |
楽天 | 2倍 |
JCB CARD Wは他のクレジットカードと比べてもポイント還元率が高い
JCB CARD Wのポイント還元率は、JCBオリジナルシリーズのなかでも最も高く最強と言われていますが他のクレジットカードと比較してみるとどうでしょうか。
下記表は「JCB CARD W」と他のクレジットカードのポイント還元率をそれぞれ比較したものですが、楽天カードやdカードといったポイント還元率が高いクレジットカードと比較しても、同程度のポイント還元率です。
基本還元率が1.00%のクレジットカードも多いですが「JCB CARD W」はプロパーカードならではの交換先の多さや還元率が上乗せされる店舗も多いのが特徴です。
使えるポイント交換先など1ポイントあたりの交換レートも比較として非常に重要です。
JCB CARD Wは幅広いジャンルをカバーしているのも嬉しいところです。
クレジットカード | 還元率 |
---|---|
JCB CARD W | 1.00%~10.50% |
エポスカード | 0.5~1.25% |
ライフカード | 0.5~1.5% |
三井住友カード | 0.3~2.5% |
楽天カード | 1.0~3.0% |
Orico Card THE POINT | 1.0~2.0% |
dカード | 1.0~4.5% |
au PAY カード | 1.0~2.5% |
JCB CARD Wのデメリットとは?
最後に「JCB CARD W」のデメリットをいくつか紹介します。
JCB CARD Wに申し込めるのは39歳以下と年齢制限がある
JCB CARD Wのデメリットは「40歳以上の人は申し込めない」ということが大きく、申し込める年齢に制限があることがまず挙げられます。
何度も紹介していますが、JCB CARD Wに申し込めるのは「18~39歳」の方だけです。
申込後は40歳になっても解約や他のカードへの自動切り替えなどは起こりませんが、新規申込は39歳までです。
そのため、今年39歳の方がクレジットカードの乗り換えなどを検討している場合には、JCB CARD Wの申し込みがラストイヤーとなってしまい、できるだけ早めの検討をおすすめいたします。
キャンペーンのキャッシュバック付与は入会4ヶ月後と遅い
JCB CARD WにはAmazonがお得に利用できるプライムギフトコードとキャッシュバックの、2つの新規入会キャンペーンがありますが、キャッシュバックキャンペーンに関しては、受け取れるタイミングがかなり遅くなっています。
プライムギフトコードに関しては、入会後まもなく受け取れるようになっていますが、キャッシュバックの受け取りは入会月の4ヵ月後です。
仮に入会月が3月の場合には、7月での受け取りになってしまいます。
そのため、JCB CARD Wに申し込んだとしても、程なくキャッシュバックを受け取れるわけではありません。
入会後に「入金はそんなに遅いの」とガッカリしないためにも、受け取り時期を事前に把握した方が良いかも知れません。
メンバーランク制度の「JCB STAR MEMBERS」は対象外
JCBには「JCB STAR MEMBERS(JCBスターメンバーズ)」というメンバーシップサービスがありますが、JCB CARD Wは対象外となっています。
JCB STAR MEMBERSは、JCBカードを利用するだけで自動的に登録され、利用金額ごとにお得な特典やポイント付与などを受けられます。
ただJCB CARD Wをはじめ、JCB CARD W plus LやJCB GOLD EXTAGEなどの年齢制限が設けてあるJCBオリジナルシリーズの場合には、JCB STAR MEMBERが対象外となってしまうのです。
JCB CARD Wの公式ホームページにも下記のように記載があります。
JCB CARD WやJCB CARD W plus LなどはJCB STAR MEMBERSの対象外とはなってしまいますが、JCB STAR MEMBERSのポイント還元率は最大1.5〜1.7倍までに限られ、お得度としてはJCB CARD Wの方が優れています。
また、JCB STAR MEMBERSでポイント還元率を1.5倍にするためには、年間の利用金額が300万円以上でなければならず、一般的な利用としてはかなり高い金額設定となっています。
JCB CARD Wはカードが届くまでに1週間程度の時間が掛かる
JCB CARD Wは審査自体は申し込み当日中から翌日に審査結果を知らせるメールが届きます。
そこからカードが用意され、実際に手元に届くのは約1週間程度かかりますので、急いで利用したいという方には向きません。
すぐにクレジットカードを利用したい方は、即日発行に対応したクレジットカードにまとめていますのでそちらも参考にしてください。
公式 JCBカードWの詳細はこちら