無職や失業者がお金借りる方法を解説!主婦や学生の場合はどうする?

無職や失業者でもお金を借りる方法は一定数存在しています。

クレジットカードやカードローンだけではなく各市町村・自治体の貸付制度や、奨学金制度など賢く資金をやりくりしましょう。

ここで紹介している方法でも審査によってはお金を借りられない場合があります。

深刻な場合はできる限り一人で悩まず各地域の行政窓口やその道に詳しい無償の弁護士、親や子どもなどに相談してください。

無職や失業者・ニートがお金を借りる方法

一時的に失業している方向けの資金確保の情報を紹介します。

正確かつ適切な情報は各市町村・自治体・団体に問い合わせて確認して下さい。

失業者で一時的に収入が落ち込んだ場合、各市町村の緊急小口資金や総合支援資金など生活福祉資金貸付制度を利用する方法が最も最適です。

これらの制度は名目上は貸付となっていますが状況によっては償還免除(返済免除)を適用してもらえることがあります。

コロナ禍の今はその条件も緩和されている例があります。生活福祉資金の種類は以下の通りです。

生活福祉資金貸付制度の種類
【総合支援資金】生活支援費
住宅入居費
一時生活再建費
【福祉資金】福祉費
緊急小口資金
【教育支援資金】教育支援費
就学支度費
【不動産担保型生活資金】不動産担保型生活資金
要保護世帯向け不動産担保型生活資金

生活そのものを支えるものや教育や生活場所に関するものなどがあります。

貸付に至るまでの条件はあるものの失業中でも利用できる貸付制度はありますので何かの時のために、認知だけでもしておきましょう。

現在進行系で困っている場合は前職の雇用保険など労働関係の給付金なども活用して新しい仕事や収入口が見つかるまでの間の支えとしましょう。

失業や求職中で生活に困っているなど一時的に生活資金などが必要な方を支援するための「生活福祉資金貸付制度」があります。

失業中の過ごし方について

失業状態が長く続いていると仕事をする気がないと判断されます。求職中でもニートに近いものと社会的に判断されてしまいます。

失業中で無職の状態でも定期的にハローワークに行ってエントリーシートを出すなど仕事探しは継続して行うようにしましょう。

失業中にハローワークなどが行っている職業訓練を受けるのも手です。仕事を探しながら給付金を受け取ることができますし技能を高めることもできます。

失業して再度就職する際はエントリーシートや面接などを経て採用に至ります。

失業期間中に「どんな努力をしたか?」「失業を経験して何を学んだか?」などしっかり答えられるようにして次の新しい暮らしに備えましょう。

失業中に借金をしない方がよい理由

失業前ギリギリにクレジットカードやカードローンに申し込んでお金を借りる借りる方法など間違った情報がSNSなどで拡散されて失業前にクレジットカードの申し込みをする人が増える状況があります。

失業することが分かっていながらクレジットカードのキャッシングや各銀行のカードローンからお金を借りることは規約違反になります。

後から失業していたことが金融機関やクレジットカード会社にバレると利用停止、強制解約などが起こる可能性があります。

こうした行為は信用情報にすべて記録されるため何の問題もなく公共料金の支払いに使えていたメインのクレジットカードまで停止される場合もあります。

また、関係ない銀行カードローンが強制解約されたり時には残金を一括返済するように通達されてしまうこともあります。

失業するのが分かっているのに、それを伝えずにクレジットカードやカードローンに申し込むのは良い判断ではありません。

SNSなどの間違った情報を信じて安易な借り入れや契約は絶対にしないようにしましょう。

ニートの定義とニートがお金を借りる方法を解説

以下に示すニートの定義に従いニートでもお金を借りる方法をいくつか提案できます。

同じニートでも何の努力や工夫をしない方にはお金を借りる方法はありません。

ニートは「勉強をしていない」「職業訓練を受けていない」「何の仕事もしていない」という者のことを意味します。

厚生労働省では15歳から34歳までの年齢で上記の条件に当てはまるものを「ニート」と定義するとされています。

近年の生活環境の変化により勉強も仕事もしていないが家族の中でその者のみが、家族の介護を行えるという理由で働けず訓練もできずにいる状況にある方もいます。

こういった場合は当サイトではニートではないと考えています。この場合は家庭内で家庭を維持するために必要な介護という仕事を住み込みで請け負い、生活の補償を受ける代わりに介護という対価で支払っていると考えています。

ニートでも収入があれば少額借り入れはできる

現状ニートであってもこれから何かしら収入を得ていけば借り入れできるようになります。

パソコンを所有している場合は下記のようなクラウドソーシングという作業代行を請け負うことで少額ながら収入を得られます。

  • クラウドワークス
  • ランサーズ
  • サグーワークス
  • シュフティ
  • JOB HUB
  • スキルクラウド

クラウドソーシングサービスで記事作成やデータ入力、アンケート回答、ウェブ制作、アイコン制作などを請け負って報酬を受け取れます。

スキルは必要ですが作曲・作詞、イラスト作成、文字起こしなどスキルを必要としない仕事もあります。

こうした仕事で年間約100万円(毎月8.3万円)を稼ぐことができればクレジットカードやカードローンの審査に通過できる可能性もあります。

上記の場合、職種は自営業、個人事業主となり100万円の収入から判断すると利用可能額は10万~30万円程度になるでしょう。

現状ニートであることを自負してなぜお金が必要なのかを正しく理解・把握しましょう。

介護などが理由で収入が少ない場合は生活保護を申請する状況かもしれませんので弁護士や相談者に相談して生活保護などの申請を考えましょう。

パソコンやスマートフォンがあってクラウドソーシングに取り組める環境がある場合はあなた自身で活かせるスキルを理解して仕事をしてお金に変えていきましょう。

近年はパソコンやスマートフォンがあれば下記のような自宅で出来るオンラインの仕事があります。

  • SNS更新代行(Twitter・Facebook・Instagram)
  • YouTube用の動画作成
  • Instagram用の画像制作
  • ゲーム実況(YouTube・ニコ生・Mirrativ・REALITY・17ライブなど)
  • 3Dモデル製作・販売(VRoidHub・Unity・Blender他)

ゲーム実況もSNSの更新もナレーション代行も画像制作代行もすべてオンライン完結できる新しい仕事です。

「そんなことでお金を稼げるわけがない」という先入観がせっかくの仕事の機会を減らしている可能性があります。

新しい時代になった今の、新しい感覚で、新しく仕事をはじめて稼ぐのもまた一つの手です。

在宅でもオンラインで仕事が出来るのに「仕事をしたくない」「勉強もしたくない」でも「部屋でゲームだけしていたい」上に「介護はしていない」「家事手伝いもしていない」というニートはお金を借りる方法はありません。

働いていないのにゲームに課金したくてお金を借りるという考えは歪みすぎです。

働くのが面倒だから仕事に就かず親のお金に頼って生きていても、いつまでも親が生きているわけではありません。

考え方と生活を大幅に改善して早めに自立する必要があります。

専業主婦・主夫がお金を借りる方法を解説

専業主婦・主夫でも総量規制の仕組みにより配偶者の同意と配偶者であることの証明ができる場合は審査を経て配偶者の年収の3分の1までを「配偶者貸付(例外貸付)」として借り入れることができます。

何らかの理由で働きに出られなくてどうしても配偶者貸付でないといけない場合は配偶者の同意と結婚していることの証明として下記書類が必要です。

  • 戸籍全部事項証明書(謄本)
  • 個人事項証明書(抄本)
  • 婚姻受理証明書
  • 婚姻届記載事項証明書

上記、証明書のいづれかを用意してクレジットカードやカードローンに申し込むことになります。

証明書の種類や発行方法については各自治体にお問い合わせ下さい。

参考:総量規制の「例外貸付け」(日本賃金業協会)

所得税法上の配偶者控除に注意が必要

専業主婦・主夫がアルバイトやパートをする場合は所得税法上の配偶者控除に気をつけて、その一定の金額を超えてしまわないように働く必要があります。

配偶者控除を利用している場合は配偶者が稼ぎすぎてしまうと控除がなくなって課税される金額が増えてしまって家計を逆に圧迫する可能性があります。

参考:配偶者控除 [令和2年4月1日現在法令等]

出来るならパート・アルバイトで収入を得たほうがいい

家庭環境や配偶者との兼ね合いもあるとは思いますが、お金を借りるよりは何かしら働いてお金を稼いだほうが良いでしょう。

フルタイムの正社員として働くのは難しくても空いている時間でパートやアルバイトをしてお金を得たほうが結果的に余裕が出ます。

返済計画をしっかり立てる

無職の専業主婦・主夫でも、配偶者の同意や収入によってはクレジットカードやカードローンを利用できます。

ただし、支払いが増えれば家計を圧迫することに変わりはありません。理想は自分で働いて自分の欲しい物を自分で買うことです。

配偶者貸付などの制度でお金を借りる場合は特に世帯年収や家計管理のことをしっかり考慮して無理な支払い計画にならないようにしましょう。

また、収入に見合わない無理な買い物をしないよう自律・自制するのも大切です。

配偶者貸付でも返済や支払いが遅れれば自分の信用情報に傷がつく上に世帯主の信用にも傷がつきます。

信用情報に傷がつくとクレジットカード利用限度額の引き下げや利用停止、借り入れ中の借金の一括返済の強制などが行われる場合もあります。

クレジットカードやカードローンの返済や支払いは遅延しないように確実に支払いできるように計画しましょう。

大学生や専門学校生がお金を借りる方法

専門学校など学生でもアルバイトなどで収入があればクレジットカードやカードローンに申し込みできます。

学生は利用限度額10万円から30万円までの範囲でしか使えないクレジットカードやカードローンがほとんどですが審査に通過すれば利用できるようになります。

大学や専門学校の学生はクレジットカード、カードローンの利用限度額は多くても30万円となります。

多くのクレジットカード会社、カードローン・キャッシングを提供する金融機関でそう定めているため、いきなり50万円、100万円を借りるのは不可能です。

学費や生活費の心配もあるとは思いますが、学生にうちに借りられるお金はほとんどないため無理のない計画と人生設計で安定かつ確実な選択をしましょう。

奨学金を利用している場合は既に借金をしている状態ですので、それ以上の追加の借り入れはできない可能性があります。

学生はアルバイトで収入を得るのが確実

学生がいきなりお金を借りる事はできません。担保がなくても家族や友人から少額の千円や1万円を貸し借りすることはあっても10万円、20万円といった金額のやり取りはよほどの信用がないといけません。

友人同士のお金の貸し借りは小額でも人間関係にヒビを入れることが多いため、一切の甘さは捨てて貸すことも借りることもないようにしましょう。

もし友人にお金を貸す場合は絶対に返ってこないと覚悟の上で貸しましょう。

借りる側の場合は約束した期間までに全額返さなければその人からの信用・信頼などをすべて失い回復不可能になることを覚悟の上で借りましょう。

クレジットカードやカードローンを利用するにはアルバイトで年間約100万円(毎月8.3万円)の収入を得る必要があります。大学生でもやりやすいアルバイトは下記の通りです。

  • コンビニバイト
  • スーパーのレジ打ち・仕出し
  • 工場・メーカーの日雇い
  • イベントスタッフ
  • 駐車場交通整理
  • 試験監督
  • 居酒屋・飲食店スタッフ
  • データ入力・PC作業
  • 塾講師

アルバイトで年間約100万円(毎月8.3万円)を稼ぐために必要な労働時間と日数の目安は下記の通りです。

【月8.3万円稼ぐ|時給950円の場合】
1日4時間(3,800円)×約22日
1日6時間(5,700円)×約15日

【月8.3万円稼ぐ|時給1,300円の場合】
1日4時間(5,200円)×約16日
1日6時間(7,800円)×約11日

大学や専門学校の授業を終えた夕方以降、1日にどの程度シフトに入れるかによって大きく変わります。

必要ならば土日にもアルバイトのシフトを入れて働かなければならず勉学やその他の時間を犠牲にしないといけない場合があります。

学生はおいしい儲け話に要注意

世の中には簡単に稼げるとうまい話をもちかけて悪質な行為や犯罪行為を代行させるケースがありますので気を付けてください。

大学生や専門学校生でもやってはいけないことをすれば容赦なく逮捕、送検、訴訟という手続きを踏むことになり前科がついてしまいます。

若いうちから前科が付いていると士業やその他の一部の仕事につけなくなって将来の選択肢を大幅に狭めることになります。

犯罪歴があるとパスポートの取得や住宅ローン、自動車ローン、就職や結婚にも影響が出ることがあります。

マルチ商法、MLMは法的には連鎖販売取引として特定商取引法で記載されている形式ですが、状態や実態によっては連鎖販売取引やダイレクトマーケティングを自称するだけのねずみ講であるケースが多いです。

おいしい投資話にも基本的には裏があり、投資で損をする人が多いほど一部のものは利益が出るため新しい投資参加者をわざわざ募るというような形式も存在します。

投資で収益が出る場合は本当ならばそういった銘柄はこっそり隠して運用しますので、おいしい話として広まることはないです。

場合によっては特殊詐欺、電話詐欺などをやらされてしまうことがあります。

実際に自分が電話をかけるわけではなく詐欺通話に使用するセリフの音声を録音させられることもあります。

自分の音声や個人情報を渡してしまうとオレオレ詐欺などに悪用されて見に覚えのないことで逮捕される可能性もあります。

お金が欲しくて無知な学生は危険な大人に騙される危険があります。

若いうちの失敗では済まない場合もありますので甘い言葉には十分に警戒しましょう。

友人にも家族にも堂々と言える仕事でお金を稼ぐようにしましょう。